「さめない街の喫茶店」
①〜②巻(完結)
作者:はしゃ
出版社:イースト・プレス
あらすじ
ある日突然、眠りから目覚めることができなくなったスズメは、「ルテティア」という“さめない街”に迷い込み、喫茶店「キャトル」で働くことに。
いったいなぜ目覚めなくなってしまったのか、美味しい喫茶メニューと魅力的な夢の住人たちとともにひも解いていく、新感覚のグルメファンタジーです。
おすすめしたいポイント
1.癒される&暖かい絵のタッチ
ボールペンイラストのようなタッチ(漫画を描いたことがないので表現が正しいか不安)が、繊細で癒されます…!個人的には服とか髪の塗り方とか、少ない線で表現されている表情の多彩さとかが本当にツボです!
そして作中に出てくるたくさんの美味しそうなスイーツ&料理たちも線が細かくて、とてもとても美味しそうに描かれています。
中でも好きな1コマ。パウンドケーキのふわふわ感やいちご・トマトのツヤっと感…!登場する料理たちは全て食べたくなること間違いなしです。
2.暖かい人間関係と美味しいお菓子に囲まれながら過ごす、憧れの日常ストーリー
主人公スズメが過ごす、「ルテティア」の住人たちは個性豊かでみんな穏やか。そんな周りの人たちと日々お菓子を作って一緒に楽しく食べる、穏やかでゆっくり時間が流れるような日常の中でストーリーが少しずつ展開されていきます。特に1巻は日常やキャラクターにフォーカスがあたっており、2巻でスズメの夢が覚めない理由についてのストーリーが進んでいく印象です。
推し!キャラクター
⭐︎双子のマーニ&ソール
自由奔放な双子の女の子たち。ビジュアルが最高に可愛いのはもちろん、この子供らしさ満点なところが
微笑ましく、穏やかな住人たちの中で良きアクセントになっています♡